カテゴリー別アーカイブ: 賃貸住宅の探し方

1-4 賃貸物件情報の集め方と不動産会社選び

スケジュールを想定し、希望条件も明確になったら、いよいよ賃貸物件情報収集です。

情報収集の方法としては、大まかに

・インターネットを活用する
・ 賃貸情報誌で探す
・ 不動産会社の店頭の物件掲示を見る
・ 不動産会社を訪問して探してもらう

などがあります。

情報収集に使える時間、あるいは性格によって、一概にどの方法が良いと断言できるものでもありませんが、ここでは最も効率が良さそうな、インターネットの活用と不動産会社への訪問を中心に書いていこうと思います。

1. インターネットを活用する

このページをご覧頂いているということは、インターネットをお使いですね。あまり説明はいらないかも知れませんが、賃貸物件情報収集の方法としてはこれが現在の主流です。

各不動産会社もそれぞれ独自のホームページを設けてはいますが、ほとんどのお客さんはいわゆる不動産ポータルと呼ばれるような大きなサイトをまずはご覧になっていると思います。

(1) 不動産ポータル

不動産ポータルの代表的なものには、

・アットホーム
・ホームズ
・スーモ

などがあります。

他にも、YAHOO不動産や@nifty不動産など、有名なポータルサイトが運営する不動産ポータルもありますが、これらは上に挙げたような不動産ポータルと連動しており、これらに公開されると自動的に同じ情報が反映されるようになっています。

個々の物件に関する情報の詳細さ(例えば画像の点数など)や使い勝手という点では、上に挙げた不動産ポータルの方が優れているのではないかと思います。

これらの不動産ポータルの有効な活用方法として、「家賃相場」を知る、ということがあります。

全国津々浦々の不動産会社が加盟している巨大サイトだけあり、物件数は非常に多いです。

それだけに、いくつかのエリアを見比べ、それぞれどんな物件がどれくらいの家賃で募集されているのか、いわゆる「相場観」を身につけるのには最適だと言えます。

これを知ることは、前の記事で書いた「現実的な希望条件を明確にする」ということに大いに貢献するでしょう。

参考 : 1-3 希望の条件をイメージしておきましょう

(2) 問い合わせフォームを利用して感触を確かめる

また、不動産ポータルでは、物件それぞれに問い合わせフォームが付いています。

これらを使って各不動産会社に問い合わせをすることができます。これを使ってみるのも良いとは思います。

不動産ポータルの問い合わせ機能の賢い使い方のひとつは、その問い合わせに対する対応の様子を見て、信頼できそうかどうかの判断材料に使うというものかなあ、と思います。

近時の不動産会社の多くは、メール対応も含め接客の教育がきちんとされていることも多いので、あまり差を感じられないかも知れませんが、それでも返信メールの内容を見ると何となくご自分に合いそうな不動産会社が絞られてくるのではないかと思います。

(3) 「とにかく来店!」はちょっと…

尚、物件について聞きたい事にあまり詳しく答えてくれず、「とにかく来店してください」ということばかりを強調するような対応は、あまり良い対応ではない気がします。

確かに、来店したお客さんと話しながら何がしかの物件に決めてもらう、というのが営業マンの腕の見せ所だとも言えますが、営業マンにコントロールされて物件を決めたくはないでしょう?「とにかく来て!」というのは物件に関する情報に著しい格差があったかつてのやり方かなあ、と。

以前よりもお客さんが容易に物件情報にアクセスできるようになった今、不動産会社や営業マンの事情ではなく、お客さんの希望や事情を最大限尊重しようというスタンスであれば、来店ばかりを勧めるということはないのではないかな、と思います。

来店を勧めることが全て悪いわけではないのですけどね。

とにかく、まだ来店するつもりのないお客さんの質問や相談に、誠意を持って答えようとしているか、というのはひとつの判断材料にはなると思います。

ただ、全く興味のない物件にひやかしで問い合わせをする、というのはあまり褒められたことではないでしょう。そうするくらいなら、後で述べるように各不動産会社のホームページから多少の希望条件を挙げて、条件に合う物件があったら教えて欲しい旨、連絡した方が良いと思います。

 

(4) 物件選び < 不動産会社選び ?

さて、これらのサイトを利用された方であればお気づきの方も多いかもしれませんが、物件を検索していると同じ物件が異なる複数の不動産会社が掲載している、ということがあります。

これは、賃貸不動産のほとんどは、どこの不動産会社でも取り扱う事ができる、ということから起きていることです。

大家さんから賃貸不動産の管理や募集を任されている不動産会社は、自らお客さんを探すだけではなく、他の不動産会社の力を借りて入居者を募集します。

例えば、Aという不動産屋が管理・募集している物件を、Bという不動産屋が自分のお客さんに紹介し、入居してもらうということは普通のことです(この場合は、賃貸借契約に介在する不動産屋はAとBの2社になりますが、Aがお客さんを見つけてきてAだけが賃貸借契約に介在する場合とお客さんが負担する仲介手数料は基本的に変わりません)。

他社がお客さんを見つけてくるのは構わないけれど、色々な事情で物件の広告はして欲しくない、という場合もあります。

その場合は、上に述べたように同じ物件を複数の会社が掲載しているということは起こりません(いわゆる非公開物件と呼んでいますが、この非公開物件も情報自体はほとんど共有されています)。

一方で広告しても構わない、という場合もあります。その方が、色々な不動産会社に広告してもらえる分、広くお客さんを募集でき、早く入居者が決まることで大家さんが喜ぶ、という場合などです。

このように物件情報が広く共有されていることを考えると、自分主導での部屋探しを進めるためには、パートナーとなる不動産会社選びが大切だということがわかります。

(5) 不動産会社のホームページ

今や不動産会社の多くが自社ホームページを開設しています。

全国規模のFC(フランチャイズチェーン)では独自のシステムを各加盟店で使えるようにしています。また、先に述べた不動産ポータルサイトの不動産業者向けのサービスには、不動産ポータルの機能の一部を各不動産会社のHPに組み込むようなものもあります。

もちろん、独自のHP作成を外注している会社も多く、その内容も様々です。外注せず自社でHPを作成している場合もあります(弊社もそうです)。

本当に色々ですが、多くの場合、これらのホームページには物件情報も掲載されており、多くの場合物件検索機能もあります。これらのホームページで物件検索をしてみるのも良いでしょう。

さらに、会員登録すると非公開物件も閲覧できる、という方式をとっている場合もあります。ただほとんどの場合、非公開物件も不動産業者の間では共有されている情報です。

※ちなみに覚王山ハウスでは、非公開物件情報は希望条件登録をして頂いた方に提供しています。

いずれにしても、不動産ポータルサイトと比較すると、物件数や検索機能その他で劣っていることが多いというのが正直なところです。

やはり、各不動産会社のホームページも、パートナーとなる不動産会社選びの材料とする、というのが賢い使い方かも知れません。

FC加盟店などだと、ホームページから受ける印象はFC自体のイメージが強くなるでしょうが、それでも各店舗のページなどである程度雰囲気がわかるはずです。

また、不動産会社のホームページにも必ず問い合わせ機能はあるはずですから、これらを使って対応を見てみる方法は有効だと思います。

 

尚、いずれにしても不動産会社選びをしている段階で、詳細な個人情報を不動産会社に伝える必要はありません。住所や電話番号等は不動産会社を信頼できる、と考えてから伝えても遅くありません。

2. とりあえず不動産会社に飛び込んで探してもらう?

昔はこの方法が主流でした。私が学生の頃、アパートを探した時もそうでした。

訪問の前にすることといえば、せいぜい賃貸情報誌を見るぐらい。

でも、賃貸情報誌に掲載されている物件を見たくて、何社もの不動産会社を訪問するやり方はあまりうまくいきませんでした。

賃貸情報誌は物件情報を伝えるもの、というよりもお客さんの問い合わせを稼いで、来店につなげるためのツールとして使われているという傾向がありました(今の情報誌はそうではないと思います)。

学生時代に何度か部屋探しを経験したり、友人の部屋探しに同行したりした経験から、当時の私は、「住みたい街を決める→そこへ足を運ぶ→その街の小さな不動産屋さんに入って条件を伝えて探してもらう」という方法が一番効率が良くて成功率の高い方法だと感じました。

もちろん、「……。」な経験もありましたし、私と違って友人などは不動産屋さんに入る前に深呼吸しましたが。

昔は地元の不動産屋さんがその地域の物件に最も精通しているだけでなく、物件数も多く抱えていたのです。

幸運にもその不動産屋さんがこちらの事情に熱心に耳を傾け、親身になってくれれば、非常にハッピーな部屋探しが出来ました。もちろん、今でもそういう不動産屋さんはいらっしゃいます。

当時、そういう不動産屋さんに出逢えるかどうかは、知人の紹介(口コミ)か、運次第でした。

 

今はインターネットの時代。

先に述べた不動産ポータルが運営する不動産業者間の物件情報流通システムや、ほとんどの不動産会社が加盟している不動産流通機構の運営するレインズと呼ばれるシステムによって、物件情報の偏りは大幅に解消されました。

これらの情報は地域規模でなく日本全国規模で共有されているのです。

物件情報にあまり差がないとすれば、やはり最も重要なのは不動産会社選びということになります。

さきほど述べたような親切な不動産屋さんに出逢うことが、お部屋探し成功の一番の近道です。

 

先程述べたように、昔は不動産屋さんに飛びこむのが手っ取り早かった、というよりも他に方法があまりなかったのです。

でも、ドキドキしながら店に入り、なんだかなーと思いつつ何となく押し切られ、結局1件目の不動産屋で妥協して部屋を決めてくる、なんてことも多くありました。

なぜそうだったのか?それは行ってみる以外に情報がなかったからです。

どの不動産屋にどんな物件があるのか、不動産屋さんが親切なのか、無愛想なのか(無愛想でも親切な人はいました)、怖い人なのか(苦笑)。

 

今はそういう時代ではありません。

不動産屋を訪問する前に、ネットやメールなどを使って不動産会社を選別すれば良いのです。

もちろん、他にも立派な看板、大きな店舗などで判断する場合もあるでしょうね…。うちはちがいますけど…。

3. まとめると

まとめると、

不動産ポータルで気になるエリアの物件情報を検索しまくる
    ↓
相場観を身につけるとともに、現実的な希望条件を明確にしていく
    ↓
不動産ポータルや各不動産会社の問い合わせ機能を使って問い合わせてみる
    ↓
物件情報だけでなく各社の対応を確かめる
    ↓
パートナーとなる不動産会社を選ぶ

という感じでしょうか。

この流れで、物件探しと不動産会社選びを並行して進めるのが良いのではないかと思います。

 

覚王山ハウスも不動産ポータルに加盟しています。また不動産流通機構の会員でレインズシステムも利用しています。不動産ポータルや覚王山ハウスのHPで気になった物件がございましたら、お気軽にご連絡下さい。また、覚王山ハウスに掲載されいない物件に関する単なる「ご相談」でも構いません(但し、他の不動産会社様で既に物件見学等のご案内をお受けになっているものはご遠慮ください)。お問い合わせに、電話番号や住所は必要ありません。また、ご来店頂かなくてもご希望条件を登録して頂ければ、マッチする物件の情報をご提供いたします。「足を運ぶのはまだなあ…」と慎重にお考えの場合は、この希望条件登録やメールフォーム等を利用してのお問い合わせをご利用下さい。その後はメールでのご連絡のやりとりを続けさせて頂くことも可能です。もちろん、お電話やご来店頂いてのご相談も大歓迎です!

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1-3 希望の条件をイメージしておきましょう

「都心近くの人気の駅から徒歩5分以内だけど周りの環境は静かで、でも夜の帰り道が暗くなくて、広々とした1LDKか2LDKで、南向きの最上階で出来れば緑の多い公園とかが目の前に広がってたらいいな…、それからバルコニーでガーデニングが楽しめて、ペットも飼えて、トイレバスはもちろん独立で、24時間セキュリティー付、築5年以内で、家賃管理費・敷地内駐車場代込みで5万円以内の物件を希望します!」

「 ……。」

お部屋探しにあたって大切なことは、希望の条件をしっかりイメージしておくことです。

もちろん、住まいに対する希望は誰しも色々あるものですが、ただやみくもに希望を挙げてみても、現実性がないことも多いです。

ここでいう「希望の条件をイメージしておく」とは、現実的な希望をしっかりとまとめておく、ということです。

現実的な希望とは、予算を決めることと、その他の希望条件についての優先順位を自分の中で明確にしておくことです。

一番最初に挙げたような条件の物件が本当にあれば、とても人気になることでしょう。でも、ちょっと夢のような話です。現実には、いくつかの条件のうち何かは妥協しなければならないでしょう。それが家賃なのか、エリアなのか、駅からの距離なのか、間取りや設備なのか、それは人それぞれです。

残念ながらパラダイスはないのです。でも、人それぞれに合った「快適」な住まいはあるはずです。自分の「快適」を手にするには、自分自身が何をどれくらいの優先順位で希望しているのかをはっきりさせておくことが不可欠です。

不動産会社に行く時点でこの辺のところが曖昧だと、思わぬ妥協をしてしまうことがありえます。不動産会社としては自社で物件を決めてもらいたいので、ベテランの営業マンが、あなたの希望に合った物件を探すことよりも、あなたの希望を手持ちの物件に合わせようとするかも知れません(もちろん、そんな風に考えない不動産屋さんもたくさんおられると思います)。そうでなくても、色々な物件を見ているうちに、自分が何を希望しているのかがわからなくなって、疲れ果ててしまうかも知れません。

そこで、今回は希望条件の核となるような代表的な条件をピックアップして、現実的な希望条件をまとめるお手伝いが少しでも出来ればと思います。

1. 家賃・その他の費用は最重要条件。

希望条件のうち、最も大切なのは、金銭的な条件です。家賃や管理費、また初期費用等です。

家賃は月収の1/3?

一般に月額家賃の上限は、手取り月収の1/3までが安全、と言われています。

しかし、これは色々な条件を考慮に入れない、非常にざっくりとした目安です。どれくらいの月収なのかによっても異なりますし、他にどのような支払・出費があるのかによっても異なります。

どちらかというと、平均的な収入の場合、手取り月収の1/3を超える家賃を負担すると、他の面での生活がきつくなる可能性がある、という目安として考えておいた方が無難だと思います。

部屋にはほとんど寝るために帰るだけ、という単身者の場合や、趣味や貯蓄にできるだけ多くをまわしたい、とお考えの場合は、家賃を出来るだけ抑える方向で検討されるでしょうし、一方で新婚やDINKSで、あるいは一人暮らしでも、自宅で過ごす時間を何より大切にしたい、と考える場合は多少多めの費用を住居に充てても良いと考えることもあるでしょう。これは人それぞれです。

ただ、賃貸住宅を借りるために、過重な負担を家計にかけるのは止めた方が良いでしょう。他のものは工夫次第で節約できるとしても、一度決まった家賃は引越ししない限り、月々決まっているその額を払い続けなければなりません。慎重に家計への負担を考慮して、予算の上限額を決めましょう。

また、月々の支払いには家賃だけではなく、管理費(共益費)や駐車場代なども含まれます。これらの負担についても合計して上限額を考えることが必要です。

費用はトータルで考えたい。但し、やはり月々の支払い額は非常に重要。

尚、賃貸借契約を締結する際にかかるいくつかの費用(別記事で詳述する予定です)についても考慮する必要はあります。敷金・礼金・仲介手数料や物件によっては、火災保険料(通常1年分)・家賃保証料(通常1年分)・鍵交換費用・更新料(2年に1度、更新料のない物件も多い)など、月額家賃以外にかかる費用も含めてトータルに金銭的負担を考えます。

少し乱暴ですが、2年単位で比較したとして、初期費用や保険料その他の費用で40万円・月額賃料(管理費込)6万円の物件と、初期費用等で25.6万円、月負担額が6.6万円の物件の2年間のトータルコストは同じです。但し、2年間を越えて継続して住む場合には、後者の物件の方が、月負担額の+6千円分だけ負担が増えていくことになります。これは当たり前のことなのですが、部屋探しをしている時にはアバウトになってしまいがちです。

(初期費用のうち敷金については、預けてあるだけのお金なので退去時には返却されますが、原状回復費用等に充当されて差引された分になり額が確定しないので、ここでは単純に支払額の中に参入しています。また、もっと長い居住予定期間4年とか6年とかで比較してみるのも良いかもしれません。)

もちろん初期費用が抑えられることはとてもありがたいことです。賃料やその他の条件で気に入った物件がたまたま初期費用も安い、ということであれば非常に良い事です。しかし、上記の例でもわかるように、初期費用を抑えることができたからといって、安易に当初の予算額を越える賃料の物件に飛び付くのは危険だとも言えます。また、賃料以外費用が抑えられている分は賃料の方に含まれている、と考えるべき場合もあります(もちろん違う場合もあります)。

細かいことをウジャウジャ書きましたが、要は、月々の負担の上限を良く考えて、その場の勢いで安易にその限界を超えないようにした方が良い、ということです。

「経済的には無茶苦茶余裕ありますのよ~」という方以外にとっては、賃貸物件探しをする際の条件設定としては、家賃の上限額というのは最も大切なものなのです。

色々書きましたが、当たり前といえば当たり前ですね…。

2. 住みたい地域・エリアを決める。

どこに住みたいかを決める際、多くの方が通勤・通学等の利便性は考慮されることでしょう。

勤務先や学校への交通機関、アルバイトや遊ぶ際の繁華街へのアクセスの良さは必須の条件だと思います。車での移動が中心になる方でも、お酒を飲む時など運転できない時に電車を使うことがあるかも知れません。また、終電に遅れてタクシーで帰ることもあるかも知れません。この辺は行動パターンやライフスタイルに大きく左右されます。

また、近くにあって欲しい施設(例:コンビニやスーパー)、小中学生のお子さんがいらっしゃる場合は学区なども気になるところ。小さなお子さんがいらっしゃる場合には、保育施設や幼稚園なども重要です。

さらに、治安の良し悪しなども、やはり地域により多少異なります。

もちろん、こういった利便性だけでは語れないのが、「住みたい場所」の面白いところ。多少の不便があっても「是非住んでみたい!」と思わせる魅力を持つ街もあると思います。「日本はどこへ行っても同じ」なんて良くいいますが、街の持っている空気はやはり異なるもの。理屈では計れないのが「好きな街」「住みたい場所」というものかも知れません。

覚王山エリアにも良い面と悪い面がありますが、なんとも言えない独特の魅力があるエリアですよ(少し地域の宣伝)。

ちょっと脱線気味になりましたが、住みたい街・エリアをある程度絞って部屋探しをするのは、部屋探しを効率よく進めることにもプラスになることです。

3. その他の条件・設備など

他にも色々確認しておくべき条件はあります。賃貸物件は1つとして全く同じものはありませんので、どうしても譲れない条件なのか、あると好ましいという程度なのか、なくても構わない条件なのか、ということを確認しておくと物件選びの際のミスマッチを防ぐことが出来ると思います。

代表的な条件について並べてみます。

駅からの距離

電車・地下鉄での通勤・通学をされる場合には、駅からの距離はやはり気になるところです。出勤する早朝や、深夜の帰宅時などは駅から近い物件の恩恵を感じることでしょう。

但し、通勤・通学のトータルの所要時間で考えると、駅からの距離は遠いものの電車の乗車時間が短くて済む物件と、乗車時間は長いものの駅からの距離が近い物件のどちらが良いのかは一概には言えません。他の条件との複合でどちらが良いかは判断することになるでしょう。

また、駅から近い物件は便利な反面、商業地域に近接していて騒音等が多い場合もあります。実際の環境を確かめて、どれくらいの場所が自分にとって適正なのか確かめるのが一番ですが、不動産屋さんに聞いてみるのも良いと思います。

バス・トイレ別

一時期、ユニットバス・洗面・トイレが一つになっている、3点ユニットを使ったワンルームマンションが流行りました。現在は、バス・トイレ別の方が人気があり、これを条件に挙げる方も多いです。

その分、逆にバス・トイレ同室の物件は、現在家賃が安く設定されていることも多く、これにこだわらなければ、賃料を安く抑えることができる可能性も高くなります。

ペット相談

現にペットを飼っている方、あるいはこれから飼う予定の方にとっては、必須の条件です。かつてに比べ、ペット可・ペット相談、の物件は増えています。但し、飼うことのできるペットには制限があるのが通常です。また分譲マンションの賃貸などでは、マンションの管理規約で細かい規定がある場合も多々あります。ペットを飼う方は、申込をする前に具体的にどのようなペットを飼うのかを伝えて確認をする必要があります。

また、物件によっては、ペットを飼う場合は通常よりも敷金の額が高くなる場合や、退去時の敷金の償却率(額)を契約で決めておくという場合もあります。

2階以上

防犯や日当り、通行人からの視線等の点から、2階以上を希望される方は多いです。そのため1階は2階以上よりも賃料が安く抑えられていることも多くあります。最近、1階にだけは防犯設備(窓への防犯面面格子や防犯雨戸の設置など)をしている物件もあります。

※余談ですが、2階以上であっても、鍵のかかっていないベランダ側の窓からの侵入被害は頻発しています。外出時はもちろん就寝時等は必ず施錠しましょう。

一方、物件によっては1階の物件に専用庭のようなスペースが確保されている場合もあり、1階が特に魅力的な場合もあります。

部屋の向き(南向き?)

日当りが良いのはもちろん南向きで人気です。これは午前・午後にかけて長い時間日が当たるからです。但し、南にある時の太陽の位置は高いので、建物の構造(ベランダの広さ等)によって、実際の室内への日の入り方はそれほどでもないこともあります。また周辺環境(他の建物等)にも左右されます。また、夏は室温が高くなり易く、エアコンの電気代が高くなることもあります。

東向きは午前中、西向きは午後が明るく、ご自分の生活スタイルに合っていれば、南向きよりも満足感がある場合もあります(仕事の関係で午前中は寝ていることが多い、不在であることが多い等)。

北向きは確かに日照をあまり期待はできませんが、下手な南向き(周囲を建物で囲まれている等)に比べれば明るい場合もあります。北向きの場合は、湿気がこもりやすい場合もあるので、通気が確保しやすくなっているかはチェックすると良いと思います。

南向きが人気であるために、その他の向きの物件と賃料に差があることが多いです。そのため、生活スタイルとの関係で他の向きを選べるなら、賃料を抑えることもできるでしょう。

フローリング

生活スタイルの変化に伴って、賃貸物件もフローリングの部屋が圧倒的に多くなりました。以前は和室だった部屋も、リフォーム時にフローリングの洋室することが多いです。

かえって和室OK、という場合は割安にお部屋を借りられるかもしれませんね。

賃貸物件は勝手に模様替えすることが出来ないのですが、最近はお部屋に全くダメージを与えない模様替えの材料も色々出てきました。例えば、畳の上にはめ込みながら置いて行くタイプのフローリング材などです。これらを使えば自分好みの部屋にがらりと変えることも可能かも知れません。ただ、畳の上に何か敷く場合は、湿気によるカビ等についての配慮が必要です。

ごく稀ですが、築古の物件の中には、大家さんと相談の上であればある程度のリフォームもOK(原状回復の際リフォームを元に戻さなくても良い)という場合も無くはありません。そういう物件は多くはありませんし、費用は借主負担ということになりますが、DIYで自分好みの部屋にしてみたい、と思うふる~い戸建物件などを見つけた場合は、とりあえず交渉してみる、というのもありかも知れません。

駐車場あり

比較的駅から遠い物件や、分譲タイプのマンションの場合は、敷地内に駐車場が設けられていることが多いです。但し、駐車場に空きがあるかどうかは事前に確認しましょう。

郊外の物件などは、敷地内駐車場が非常に格安であることも多いですが、都市部ではそうとも限りません。場合によっては敷地外の近隣月極駐車場を探した方が費用を抑えられることもあります。月極駐車場になかなか空きが出ない地域もあり、空きがあっても物件から距離が離れてしまうこともあるので、この辺は賃貸物件探しの必須条件として不動産会社に伝えた方が良いでしょう。

インターネット環境

最近ではインターネット環境は必要最低条件になってきていますが、物件によっては回線の種類や、通信会社(NTT・コミュファなど)について指定されているものもあります。また、分譲タイプのマンションなどでは、マンション一括で特定の通信業者と契約しており、他の通信業者を入れるには管理組合での決定が必要となるような場合もあります。もちろん複数の事業者と契約できる場合もありますが、何かの事情で使いたい通信会社が決まっている場合等は、必ず事前に確認することをお勧めします。。

また、物件によっては回線の開通工事を借主で行う必要がある場合もあります(光回線を引いていない戸建の場合など)が、近時はこれらの費用は大きくはありません。また、現在は多くのエリアがサービス提供エリアとなっているので、ほとんどの場合問題にはならないと思いますが、気になるようであれば事前にその物件がサービス提供対象であるかどうかを調べておくとよいと思います

(参考)

NTT西日本・フレッツ光のページ

(ページ左上の「まずはエリアの確認」から調べられます。)

コミュファ光のページ

(ページ右側の「サービスエリアチェック」から調べられます。)

台所の広さやコンロの口数

ファミリーで住む場合や、一人暮らしでも自炊をされることが多いという方の場合、台所は便利・不便を多く感じる場所の一つです。

キッチンの広さやコンロ1口なのか2口以上なのかによって、大きな違いを感じる方もいらっしゃいます。

逆にお湯を沸かす程度しか使わない、という方であればキッチンは大幅に妥協しても構わないと思います。

まさにライフスタイルによって、こだわり方に大きな違いが出る部分です。

防災

近時、住まい選びについて、防災を意識する方が非常に多くなっているのはご承知の通りです。これは不動産購入にあたってはもちろん、賃貸住宅選びについても以前に比べると意識が高くなっているように思います。

建物の構造については、賃貸借契約締結に先立って行われる「重要事項説明」の際に必ず説明が行われますが、その内容はあまり詳細なものではないのが現実です。構造・築年数から一定の判断は可能ですが、どうしても気になるようなら物件見学の際に、不動産屋さんと話してみても良いと思います。

物件の立地については、各自治体が発行しているハザードマップなどを確認するのが基本的で簡単な方法です。

参考:防災マップのページ(名古屋市のホームページ)

地震マップ、洪水・内水ハザードマップ、避難所マップなどが見られます。

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物件選びの条件は、挙げればまだまだありますが、冒頭にも書いた通り、予算を限定しその中で希望条件の優先順位を決めて、絶対に妥協しないもの、できれば妥協したくないもの、妥協しても良いもの、全くこだわらないもの、に分けておくとミスマッチを防ぎやすいのではないかと思います。

賃貸物件はそれぞれ個性的なもの。そこに住む人もそれぞれが違う個性ある人間です。万人にとって最高なものはないかも知れませんが、「私」にとっての快適な暮らしを見つけることは不可能ではありません。

ご自身で現実的な希望条件の優先順位をはっきりさせておくことが、快適な暮らしをゲットする助けになると思います。

希望条件を書きだしてみましょう

頭の中だけで整理していると、優先順位をつけることも、また実際のお部屋探しの時にその順位を憶えておくことも、意外と難しいものです。

簡単なことでも、紙に書き出して見ると、色々とメリットがあります。

不動産会社を訪問する時に、(あくまでも自分用として)メモを持っていってもいいですね。

思ったより長くなっちゃいました。

覚王山ハウスでは、出来る限りお客様のご希望をお聞きし、ミスマッチを防ぎ、お客様にぴったりのお部屋へのご入居をお手伝いしたいと考えています。ご希望条件の優先順位についてちょっと悩むなあ、とお考えの場合もご相談下さい。物件探しだけではなく、お客様の生活スタイルを踏まえた上での住まい選びの条件設定までご相談させて頂きます。「買うならともかく賃貸だからなあ…」とお考えの方、そんなことはありません。賃貸でも居住期間に支払う金銭を考えれば、「高い買い物」です。遠慮なくご相談下さい。

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1-2 入居までに必要となる書類など

お部屋探しから入居までの期間の中で、大変重要な手続きはもちろん賃貸借契約の締結です。

だいたいの場合、気に入った物件が決まって入居申込書を記入する際や、入居審査通過の連絡の際に、不動産会社から必要書類等が示されますので、その時点から契約に必要な書類を集めれば多くの場合問題ありません。

ただし、スケジュールがタイトな場合や、賃貸物件を探しているエリアが現住所から相当遠方である場合、非常に多忙な方で役所へ行く時間を確保するのが難しい場合などは、書類を入手するためのスケジュールもある程度考えておいた方が慌てなくて済むと思います。

そこで、ここでは一般的に必要とされることの多い書類等を挙げておきます。

但し、個々の賃貸物件、大家さん、管理会社よって必要とされる書類が異なりますので、実際の手配は不動産会社に確認をした後の方が良いと思います。

【入居者本人に関して】

1.身分証明書

運転免許証や健康保険証などです。近時は本人確認を厳密に求められていることもあり、契約前の段階で不動産会社がこれらをコピーする場合が多くなっていると思います。学生さんの場合は学生証が必要な場合もあります。

2.住民票の写し

現在の居住関係を証明する書類です。現在お住まいの市区町村役所の本庁・支所・出張所などで発行を受けることが出来ます。

通常は1通につき発行手数料300円程度が必要です。ちなみに名古屋市は1通300円です。郵便での請求も可能です。

参考リンク:戸籍謄本抄本・住民票の写しなどの証明 – 名古屋市ホームページ

3.印鑑登録証明書と実印

いわゆる実印の印影と氏名・住所・生年月日等が記載されており、登録した本人の印鑑を公的に証明する書類です。

賃貸借契約書への押印は、実印でなく認印でもOKな場合もありますが、近時は実印での押印を求められる場合も多くあります。

既に印鑑登録をしてある場合は、印鑑登録手帳または印鑑登録カード(手帳型かカード型かは自治体のより異なります)があれば、市区町村役所の本庁・支所・出張所などで発行を受けることが出来ます。

発行手数料は1通300円程度です。ちなみに名古屋市は1通300円です。

非常に大切な書類なので、役所の窓口で本人確認書類の提示を求められるのが通常です。身分証明書等を持参しましょう。

尚、印鑑登録をしていない場合は、まず印鑑登録をすることが必要です。通常、いわゆる三文判(大量生産されて他の印鑑と識別が困難なもの)では受付してくれませんので、三文判しか持っていない方は印鑑を作る必要もあります。尚、本人が直接役所へ行けない場合、ほとんどの場合即日登録することができないと思います。印鑑登録が完了すると、印鑑登録手帳または印鑑登録カードが交付されますので、これを使って印鑑証明書の交付を請求します。印鑑登録自体は無料、印鑑登録証明書の交付は上記の通り有料というのが通常です。

参考リンク:印鑑登録申請・印鑑登録証明書・その他の印鑑に関する申請(各種届出と証明制度のご案内) – 名古屋市ホームページ

4.収入を証明する書類

源泉徴収票や住民税課税証明書などです。源泉徴収票は勤務先の経理担当者に依頼すれば発行してくれます。課税証明書は納税している(住民登録のある)市区町村役場で請求すれば交付されます。

実際には、これらの書類を必要としない場合も多いです。

5.預金通帳と銀行印

通常は必要ありませんが、近時は家賃を口座振替にて徴収する場合もあります。

6.認印

実印や銀行印があれば事足りるのですが、認印でもOKな書類にまでこれらの印鑑を押すのはイヤだな、と思う方も多いと思いますので、認印はあった方が良いと思います。

7.契約者が法人の場合

法人の履歴事項全部証明書(登記簿謄本)・法人の実印(代表取締役印等)が通常必要です。

新規開業や法人設立予定の場合は、事業計画書や法人登記申請の際に必要な定款の写しなどの提出が必要な場合もありますが、ケースバイケースです。

【連帯保証人が必要な場合の連帯保証人】

1.住民票の写し

必要でないことも多いですが、提出を求められる場合もあります。

2.印鑑登録証明書と実印押印

連帯保証人が必要な場合には、「連帯保証人引受承諾書」や「賃貸借契約書」に連帯保証人自らが実印を押印する必要があるのが通常です。

連帯保証人が遠方にいる場合等、書類のやりとりに時間がかかる事も多く、また何よりもまず早めに連帯保証人を引き受けてくれるよう依頼する必要があります。

※ 近時は、家賃保証会社を利用することで、連帯保証人をたてることは不要とする物件も増えてきました。ただ、物件によっては、家賃保証会社の利用+連帯保証人が必要な場合も稀にあります。また、家賃保証会社に支払う費用が連帯保証人を立てることで安くなる場合もあります。

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繰り返しになりますが、賃貸借契約に必要な書類については、大家さん・管理会社・物件によって異なります。書類の交付には多少の費用もかかりますので、気に入った物件が決まってから、仲介する不動産会社に確認を取って準備するのが良いでしょう。

ただ、急な異動等、事情によりスケジュールが非常にタイトな場合には、必要になる可能性のある書類を一式揃えてしまってから不動産会社に赴き、出来るだけスピーディーな手続を手配してもらえるようにする、というのもありです。

(注)尚、住民票・印鑑登録証明書・法人の履歴事項全部証明書等の証明書は、通常発行から3ヶ月以内のものの提出を求められますので、はりきって準備が早すぎると無駄になることもあります。ご注意ください。

今回の「賃貸住宅Q&A – 教えて!覚王山ハウス」では、賃貸借契約に向けて準備する書類について書きました。仰々しい書類も多くて面倒に感じられることもあるかも知れませんね。でも役所に行く時間さえ確保できれば簡単です。

ただ、実印や印鑑登録証明書のように、取り扱いを慎重にしなければならないものもあります(銀行印と預金通帳を一緒に保管するのが良くないように、実印と印鑑登録証明書を一緒に保管するのも良くありません)。また、紛失したりしないように十分ご注意ください。

覚王山ハウスでは、入居審査結果をお知らせする際に、その後のスケジュールや必要書類、入居までに必要となる費用についてご説明し、書面にしてお渡ししています。「書類取得の方法などが良くわからない」「準備できない書類がある」等の場合も、遠慮なくご相談下さい。

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1-1 賃貸住宅探しのスケジュール

1. 本腰を入れてのお部屋探しは入居希望日の約1ヶ月半前からスタート。

「いつから部屋探しを始めればいいの?」

賃貸マンションなどの賃貸住宅を何度か自分で探したことがある方ならともかく、初めての方や慣れていない方だと、良く分からないかも知れませんね。

「そうだ!引っ越そう。よし、来週引っ越そう。不動産屋いくぞー。」なんていう超アグレッシブなタイプの方も中にはいらっしゃるかも知れませんが、普通そうはいきません。

※ 現在のお住まいが賃貸住宅の場合は、退去の30日前に解約申入れをしなければならないことになっていることがほとんどですし(契約によって異なることもあるので賃貸借契約書を確認しましょう)、退去の際に部屋の確認などを大家さんや管理会社さん立会で行わなければいけませんから、この辺はきちんとしておかなければいけません。もちろん、退去まで30日を切った時期に解約申入れをする場合でも、解約申入れの日から30日分のの家賃を支払えば問題ありませんが、無駄な出費になりますよね。

ここでは、お部屋探しを始めてから新居への入居が完了するまでに、どんなプロセスがあるのかを大まかに示しますので、スケジュールを立てる参考にして頂ければと思います。

2. 入居・引越しまでのスケジュールは4ステップ。

「お部屋探しを始めてからお引越しを完了するまでのプロセスを、大きく4つに分けて示しています。それぞれの期間を合計すると約1ヶ月半です。

ステップ1(自分だけですること)
期間:約3週間

希望条件や予算を決める → 情報収集をする
  ↓
 ステップ2(不動産会社と接触してすること)
期間:約1~2週間週間

不動産会社とコンタクトをとる → 物件見学をする
  ↓
ステップ3(契約に関すること)
期間:約1週間

入居申込をする → 入居審査を通過する → 重要事項説明を受ける → 必要書類・費用の準備 → 契約手続
  ↓
ステップ4(引越し)
期間:約1週間

引越し準備と引越し(約1週間)

しかし、これはあくまでも目安です。もっともっと情報収集に時間をかけたいという方もいるでしょう。また、実際に物件見学をしてもなかなかこれだと思う物件に出逢えないこともあるかも知れない一方、すぐに気に入った物件に出逢えることもあるでしょう。

さらに、入居申込から契約手続のプロセスに要する期間は、不動産会社や申込する物件によっても異なります。この期間を大幅に短縮できる場合もあります。

※ それぞれのステップ内容は別の記事で詳しくご説明します。

3. 気持ちも含めてもろもろの準備ができてから本腰を入れる。

「ひとつ言えることは、気に入った物件を見つけたらすぐに契約まで進めることができる体勢が出来てから、本腰を入れた部屋探しをした方が良い、ということです。

賃貸物件は動いています。同じ物件を他の人が気に入るかもしれません。契約を完了できるまでに相当な時間がかかるということになれば、大家さんや管理会社さんは待ってくれないことが多く、他の方を優先させざるを得なくなります。

また、多くの不動産会社は、ずいぶん先の引越し予定の方よりも、すぐに契約をしようと考えている方に手厚くなる傾向がないとも言えません(繁忙期と言われる1~3月は特にそうです)。

良い物件に巡り逢えたら、すぐに入居申込をしても構わないという、費用等の準備や気持ちの準備が出来てから本格的なお部屋探しを始められるのが良いでしょう。

4. 何にでも例外はあります。

「上に書いたスケジュールなどはあくまでも目安です。

急な転勤や現在のお住まいの問題など、色々な事情で急遽転居先を探さなければいけないこともあるでしょう。

計画的なお部屋探しをした方が良いのはわかっていますが、何にでも例外はあるもの。

そんな急いでいる状況の場合におススメなのは、

物件を探すのではなく、不動産会社を探すことです。

今回の記事では詳しく書きませんが、ほとんどの賃貸物件の情報は不動産会社間で共有されており、その物件はどの不動産会社でもお客さんに紹介することができるのです。もちろん、大家さんの意向や管理会社さんの意向で、広告できる会社や広告を掲載できる媒体に限定があることは多いのですが、それでも不動産会社は自分の顧客にこれらの物件の紹介をすることはできます。

( 実際には、諸事情により、それぞれの不動産会社が優先的に紹介したいなあ、と思っている物件とそうでない物件があったりします。そのことによって、お客さんの希望とのミスマッチが生じる場合があることも否定はできません。だからこそ不動産会社選びは大事です。)

色々な事情を聞いてくれて、親身になって一緒に部屋を探してくれる、信頼できる不動産会社をパートナーに選ぶことができれば、お部屋探しの手間も期間もぐんと省けて、なおかつ満足度を上げるということもできると思います。

また、こういう信頼できる不動産会社であれば、引越し予定が随分先だったとしても、ぞんざいに扱ったり、他のお客さんを優先して対応したり、ということはないのではないと思います。

覚王山ハウスも、そんなパートナーとして選ばれたいと思っていますが、ここでは宣伝はやめておいて、今回の記事は終わりにします。

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