覚王山ハウスの仲介手数料は家賃に対して、居住用賃貸54%、事業用賃貸108%です。

覚王山ハウスでは、「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」(昭和45年10月23日建設省告示第1552号 最終改正平成26年2月28日国土交通省告示第172号)に従い、居住用賃貸については借賃1ヶ月分の0.54倍(税込)、事業用賃貸については借賃1ヶ月分の1.08倍(税込)の媒介報酬(仲介手数料)をお支払頂いております。

覚王山ハウスの仲介手数料は、居住用賃貸→家賃1か月分の54%(税込)、事業用賃貸→家賃1か月分の108%(税込)です。

例えば、そこで暮らすために、家賃10万円、管理費1万円のお部屋を借りるとすれば、仲介手数料は

   10万円 × 54% = 5万4千円 (税込) です。

一方、事務所として使用したり、お店を開いたりするために、家賃10万円、管理費1万円の部屋を借りるとすれば、仲介手数料は

   10万円 × 108% = 10万8千円 (税込) です。

これは、上にも書いた「宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買等に関して受けることができる報酬の額」に、次のような規定があり、これに従っているからです。

第四 貸借の媒介に関する報酬の額

宅地建物取引業者が宅地又は建物の貸借の媒介に関して依頼者の双方から受けることのできる報酬の額(当該媒介に係る消費税等相当額を含む。以下この規定において同じ。)の合計額は、当該宅地又は建物の借賃(当該貸借に係る消費税等相当額を含まないものとし、当該媒介が使用貸借に係るものである場合においては、当該宅地又は建物の通常の借賃をいう。以下同じ。)の一月分の一・〇八倍に相当する金額以内とする。この場合において、居住の用に供する建物の賃貸借の媒介に関して依頼者の一方から受けることのできる報酬の額は、当該媒介の依頼を受けるに当たつて当該依頼者の承諾を得ている場合を除き、借賃の一月分の〇・五四倍に相当する金額以内とする。

※ 昭和45年10月23日建設省告示第1552号 最終改正平成26年2月28日国土交通省告示第172号より抜粋(下線は筆者)

これを見ると、お客様(入居者)から頂ける仲介手数料は、居住用賃貸は借賃の0.54倍、事業用賃貸は1.08倍が法定上限であることがわかります。

ただ、居住用賃貸でも家賃の1.08倍の仲介手数料としている会社もあります。それは、上記の下線部に 「当該依頼者の承諾を得ている場合を除き」 という文言があるからです。つまり、お客様の承諾があれば家賃の1.08倍までの仲介手数料を頂くことができるのです。

「54%ではなく108%の仲介手数料を払う承諾はした覚えがない」という方もいるかも知れませんが、恐らく多くの不動産屋さんでは、なにがしかの文書に説明がありそちらに承諾を頂いているという形式になっているのではないかと思います(そういうものもないところもあるでしょうが…)。いずれにせよ、お客様に「承諾」の認識がないとすればそれは問題ですね…。

実は弊社も以前は、お客様に仲介手数料について文書と口頭でご説明をさせて頂き、承諾を頂いて家賃の1か月分の仲介手数料を居住用賃貸についても頂いておりました。

不動産仲介会社にとって仲介手数料とは収入のほぼ全てとも言って良いものですので、多くの不動産会社が家賃の1か月分の仲介手数料を頂いている状況の中で、弊社も頂いていたのです。

しかし、お客様にとってはやはり 「安い」 ということは大きなメリット。

そこで、弊社はさらなる経費削減等を通じて、居住用賃貸についての仲介手数料は一律54%(税込)にすることに致しました。

Question仲介手数料1か月分の会社が多いのに半額(家賃の0.54か月分)というのは、何か裏があるからじゃないの?

Answer特に裏はありませんがもう少し詳しく説明します。

確かに仲介手数料を1ヶ月分頂くのと半月分頂くのとは大きな違いがあります。だって、10万円の家賃だとして、10件あれば売上108万円と54万円の違い(税込)ですから、小さな不動産屋にとっては大きな違いです。仲介手数料半月分としている不動産会社のほとんどは、全国展開しているような大手の会社ですし。

ネット上にも、仲介手数料半月分の不動産会社については、たとえば「その分、礼金や、入居に関する初期費用などが高い物件が多い」「お客さんに合っているかどうかではなく、大家さんから別途収入を得られる物件を優先して紹介する」等々のことが書かれていることがあります。

私はそれがすべて当たっているとは思いませんが、業界の中にそういった現実が全くないとも言い切れません。お客様の目に見えないところでのお金の動きが、おすすめする物件を左右するということは確かにあるだろうと思います。

ただ、弊社はごく小さな不動産屋。一人一人のお客様とじっくりご相談しながら一番合った物件を選んでいくのが持ち味です。回転を良くして、多数のお客様を「さばく」のであれば別ですが、弊社のような小さな会社では一人一人のお客様に時間をかけてご対応しなければ逆にやっていけません。また、ミスマッチを防ぎ、無理強いもしないことを、「覚王山ハウスの約束」で宣言もしています。

選ぶのはあくまでお客様ですし、じっくりご相談していけば、必ずお客様の視点で「合っている」「合っていない」はわかるものです。出来るだけお客様に合ったものをご紹介するよう努力しますが、弊社ご紹介の物件にぴったりくるものが無ければ、他をあたって頂けばよいですし。

数ある物件の中には、お客様から頂く仲介手数料のほかに、業務報酬として貸主側から報酬を頂けるものがあるのは確かです。たまたま決まった物件がこういうものであれば弊社としても「ラッキー」と感じるのは正直なところです。しかしこれは仲介会社側の事情。お客様の利益とは全く関係ありません。また、業務報酬がある物件が悪い物件というわけでもなく、良い物件というわけでもありません。同時に業務報酬が出ない物件の中にも、お客様にぴったりな物件もあれば、合わない物件もあります。

弊社では、このような報酬があるかどうかによって、ご紹介、おすすめする物件を左右することは決して致しません。これは「覚王山ハウスの約束」で宣言したことに反するからです。それにもっと言えば、このようなことでご紹介する物件を左右すれば、正直成約率に影響してしまう面もあります。

言わば「放っておけば」 1か月分頂けるものを半月分にするというのは、正直きつい部分もありますが、以前から「お客様の承諾」を頂くための説明をする際にちょっと微妙な気持ちもしていましたし、所詮は小さな不動産屋、節約できるところを徹底的に節約してやっていきます。

実際弊社では、広告費もネットに関するものでほんのごくわずかしか使っていませんし、店舗も目立たないビルの2Fにあります。来て頂ければ「しょぼいなー」と実感して頂けるとおもいます(笑)。

覚王山ハウスでのお部屋探しは少し「お得」でもあるというお話でした。