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2-2 物件への交通

賃貸物件情報には必ず掲載されている「交通」。物件への交通手段と所要時間が書かれた項目です。読んで字のごとしなのですが、一応注意すべき事項について書いてみます。

1. 交通機関

(1) 鉄道

通常は、一番最寄りとなる鉄道の駅と、その駅までの徒歩所要時間が掲載されています。

例えば、「名古屋市営地下鉄東山線 覚王山駅 徒歩5分」とかですね。他に路線がある場合などは、「交通1」、「交通2」といった具合に書かれています。「名古屋市営地下鉄東山線 本山駅 徒歩10分、名古屋市営地下鉄名城線 自由ヶ丘駅 徒歩10分」などですね。

(2) バス

バス停からの距離が書かれている場合もあります。これは通常、鉄道最寄駅までの距離がかなりあり、現実的には徒歩で行くのは難しいような場合です。それ以外の場合は、バス停からの所要時間の記載は省略されていることが多いですね。覚王山駅の目の前にもバス停はありますが、バス停からの徒歩分数はほとんどの場合省略されています。

ただ、徒歩12分程度の場合でも、不動産会社の判断でバス停からの距離を記載している場合もあります。バス停1分とかだと、書いてある方が親切ではありますね。

2. 徒歩所要時間

さて、交通機関最寄駅(バス停)からの徒歩所要時間(例;徒歩5分)ですが、不動産会社が適当に書いているわけではありません。少なくともルール上は適当に書いてはいけないことになっています。

「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」というのがありまして、こちらに細かく規定があります。

(1) 算出基準

徒歩による所要時間は、道路距離80mにつき1分として算出されます。時速にして4.8㎞です。

例えば徒歩5分であれば、距離は400mということです。ただし、1分未満の端数が生じる時は1分として算出されますので、例えば420mだと6分で表示されることになります。

このように、徒歩所要時間というのは、距離に基づいて計算されているものであり、実際に歩いて計測されているものではありません。誰がどれくらいの速さで歩くのかによって左右されるよりは客観的な表示の仕方と言えます。

しかし、距離による単純計算ですので、上り坂や下り坂、あるいは大きな道路を渡る信号がある等の条件は考慮されていません。男性なのか女性なのかによっても違います。ですから、実際に歩いてみると表示されている徒歩分数よりも多く時間がかかる場合もあります。

覚王山駅周辺も坂の多い場所ですし、物件によっては末盛通や日進通などの大きな道路の信号を通過するものも多くあります。実際に歩いて頂くのが一番ですが、出来る限り地形等も含めてお伝えして、掲載されている物件情報とは異なる大まかな所要時間をお伝えしておくこともよくあります。

(2) マンションや団地などはどこから計る?

比較的大規模な敷地を持つマンションや団地などについては、その敷地のどこから計るのでしょうか。

これについても「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」に決められています。そこには「その施設から最も近い当該団地内の地点を起点又は着点として算出」とあります。つまり、例えば駅からの一番近いマンションや団地地点を選べばよいということなのですね。

しかし、物件によっては、マンション敷地内に入っても、各戸へのアクセスに結構時間がかかる場合があります。エントランスが長かったり、エレベータまでの距離、エレベータに乗っている時間など、考慮すると結構時間がプラスされる場合もあります。

広告表示としては上のように問題ないとしても、その辺のことはお伝えしておいた方がベターですよね。覚王山ハウスではその辺のことも出来る限り事前にお伝えするようにはしています。

覚王山ハウスでは、物件の状況を出来る限り正確に把握して頂くため、内覧前にも駅までのルート等に関する情報を可能な限りお伝えするようにしています。そのため物件情報に記載されている内容よりもその物件にとっては不利になるようなこともお伝えすることがあります。

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